
3年で10億円を突破! 数億社長のための自動的に人が育って、事業が成長する仕組みのつくり方【電子版】
矢田 祐二
この本について
人を採ったのに育たない、任せたいのに任せきれない。気づけば「自分が全部見ないと不安」という状態から抜けられないまま、毎年の売上目標だけが積み上がっていく…。中小企業の現場でよく見る光景ですが、正直ぼく自身も同じ壁にぶつかってきました。 この本を読んで刺さったのは、「人が育たないのではなく、育つ“仕組み”が存在していないだけ」という視点でした。新入社員の育成ひとつ取っても、結局は受け入れ側の部署の力量に依存してしまう。でもそこで“訓練プログラムを育てる”という発想に切り替えると、急にやるべきことが見えるんですよね。現場で露呈した知識不足も、属人問題も、プログラムに改善を積み上げることで次の採用から解消されていく。これは仕組みが財産になるという話で、腹落ちしました。 もうひとつは、「事業のクリエイティブを減らす」という考え方。ついつい現場の高度な判断力を“人に”求めてしまうけれど、著者はまず「誰がやっても同じ成果が出る状態」に寄せることを優先しています。その上で、『予測』と『応用』というプロフェッショナルの2つの能力を、すり合わせや仕組みづくりの中で育てていく。結果として、未来づくりに参画できる人材が増えていく流れになる。これは、人に直接手を加えるより再現性が高いと感じました。 組織を大きくしたいけれど、属人化と育成の限界に悩んでいる人には刺さると思います。個人の頑張りではなく、「仕組みを育てる」という視点がほしいときに、かなり効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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