
私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない (幻冬舎文庫)
銀色夏生
累計読者数4
平均ハイライト数 4件/人
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 47%
この本について
最近、誰かに合わせすぎて疲れるとか、本音を言うタイミングが分からないまま一日が終わる……そんな感覚が続くことがあります。無理していないつもりでも、振り返ると「あれ、また我慢で片づけたな」と気づく時ってありますよね。 銀色夏生さんのこの本は、そのモヤモヤを大きな声で否定するのではなく、じわっと視点をずらしてくれるタイプの本でした。たとえば「我慢できることを強みと思わなくていい」という言葉に出会うと、自分の優しさだと思っていた行動が、じつは伝えそこねた本音の裏返しだったのかもしれない、と素直に考えられます。また、言葉そのものより“その人がその時なぜそれを言ったか”を見るという視点も、人間関係のざらつきを少しだけ柔らかくしてくれます。誰と過ごすかが景色より大事、という感覚も、日々の判断をゆっくり変えてくれます。 さらに刺さったのは、人は経験によって価値観ができるから、分かり合える相手はそう多くないという現実的な視点です。無理に広げようとしなくても、十年に一人くらいの相性の良さがあれば十分なんだと思えると、人間関係の焦りが少し薄れます。年齢を重ねたあと、自分が“喜ばせる側になる”という発見も、人生の後半戦の空気をやわらかくしてくれます。 自分のペースで関係を育てたい人、我慢と優しさの境界があいまいになっている人に特におすすめです。無理に頑張れと言わず、でも確かに前に進む感覚をくれる一冊でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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出版社による紹介
自分が幸せだと思いたいのか人から幸せだと思われたいのか/本当に必要なものだけを残したらほとんどのものが消えた/孤独感はいつか底を打つ/わざわざ探すのではなく、たまたま出会う/人はそのままで素晴らしいけど、それだけじゃダメ/自分の心が嬉しくなることが魂の仕事/今ここにないものを求めないイラストと言葉によるメッセージ。
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