
「誰かのため」に生きすぎない
藤野智哉
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-05-26
この本について
最近、「誰かに合わせすぎて疲れてるな」と感じている人、多い気がします。仕事でも家庭でも、ちゃんとしようとするほど動けなくなったり、苦手な人の一言を引きずってしまったり。自分でもよくわからないモヤモヤに振り回されて、気づけば一日が終わっていることってありますよね。僕もまさにそのタイプで、どう距離を取ればいいのかずっと迷ってきました。 この本が助かったのは、「強くならなくていい」という前提に立ち戻らせてくれたところでした。受け流し方を覚えるとか、しんどい相手からは静かに離れるとか、いまの自分でもできる選択肢がちゃんと書かれているんです。気合で変わるタイプじゃない自分には、こういう“弱さのままで生き延びる工夫”がしっくりきました。特に、10年後から振り返って「これって本当に大事件?」と考える視点は、目の前の重さをふっと軽くしてくれます。 もう一つよかったのは、「ちゃんとした自分」を壊してみる、という提案でした。できない部分を抱えたままでいいという感覚に触れると、他人の価値観に合わせようとしていた力みが少し抜けていくんですよね。嫌な人を無理に理解しなくてもいいし、距離を取るのも立派な選択だと認められる。そのあたりの“現実的なゆるさ”が、この本の大事なところだと思います。 誰かの期待を軸に動きがちな人、自分を後回しにしがちな人には、特に静かに刺さる一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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