
コンサル・コード【BOW BOOKS017】
中村健太郎
BOW&PARTNERS / 2023-05-30
この本について
仕事で「結局どこまで踏み込めばいいんだろう」と迷う瞬間ってありますよね。課題を言語化しようとしても曖昧になったり、上司の顔色を見て“叩き台”に逃げたり、クライアントとの会議で相手の言葉をきちんと拾えているか不安になったり。僕もそこをぐるぐる回っていました。 『コンサル・コード』は、そういう“態度の揺れ”に対して、具体的な行動に落とし込んだ視点をくれる本です。たとえば、課題を「です」で止めず、自分なりの仮説までセットで出すこと。会議では相手の言葉を紙に落としてすり合わせること。To-Do を「作業」ではなく、誰からのInで誰にOutするかまで書くこと。どれも特別ではないのに、実際の現場で抜け落ちがちなところばかりで、読んでいて自分の“やらない理由探し”がはっきり見えてきました。 もう一つ効いたのは、プロフェッショナルの定義が「ROIを気にしない勇気」ではなく「クライアントが本当に求めているものに、自分の行動基準を揃えること」だと示されている点。結果よりも、その前のプロセスでどう振る舞うかが問われていることに気づくと、日々の小さな判断の精度が変わります。 自分の仕事の“甘さの輪郭”を具体的に掴みたい人には刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
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