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ポピュリズム大陸 南米 (日本経済新聞出版)

ポピュリズム大陸 南米 (日本経済新聞出版)

外山尚之

日経BP / 2023-06-16

累計読者数4
平均ハイライト数 8.5件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 38/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

仕事でも日常でも、「長期的に考えればいいのは分かってるのに、目の前の変化や感情に引っ張られてしまうな…」と感じることがよくあります。政策や国家運営ほど大きな話じゃなくても、短期の判断が積み重なって気づくと行き詰まっていた、みたいな感覚は自分にも覚えがあります。 この本を読んで一番刺さったのは、南米の混乱を“遠い世界の失敗”としてではなく、「先を見通せないと社会はこうも揺れるのか」という、身近な教訓として読めてしまうところでした。アルゼンチンが豊富な資源を持ちながら、政策も世論も短期志向に流されて破綻を繰り返す姿は、規模は違えど、自分たちの意思決定にも通じる部分があります。また、国民の受け止め方と市場の評価がズレ続ける構図や、痛みを先送りすると組織全体がどう崩れていくのかといった描写も、仕事の現場で見慣れた風景に重なりました。 さらに印象に残ったのは、ベネズエラの“資源の呪い”の話です。豊かさがそのまま未来の成長につながるわけではなく、むしろ長期投資を鈍らせ、社会全体の視野を狭めることがある。このあたりの描写は、目先の成果に偏りがちな自分の判断を見直すきっかけになりました。 社会の事例を通して、自分の思考や職場の意思決定のクセを客観視したい人に刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

元現地特派員による渾身のルポルタージュ! 機会の不平等による格差の再生産、貧困の連鎖で、 ポピュリズムへの道を突き進む南米。 南米と日本の「不平等と格差」は“程度の問題”に過ぎない。 南米のリアルから日本の危機をも示す警告の書。
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