
物語 ラテン・アメリカの歴史 未来の大陸 (中公新書)
増田義郎
世界思想社 / 1998-09
累計読者数4
平均ハイライト数 22.5件/人
推定読了時間 約5時間18分
star総合評価 64/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 50%
この本について
仕事や日常で「背景を知らないまま、目の前の出来事だけで判断してしまうこと」ってありませんか。国際ニュースを見ても、なぜそんな動きになるのか腑に落ちないまま流してしまう……自分もずっとそんな感じでした。 この本が面白いのは、ラテン・アメリカの現在にある混乱や不信感、さらには反米感情まで、すべてが“その場の出来事”ではなく、何百年も積み重なった構造から生まれていると淡々と示してくれるところです。たとえば、カウディーヨが私兵で政権を奪い合っていた時代の名残が、今の縁故主義や汚職につながっている話は、単なる歴史ではなく「人間の組織は一度クセがつくと抜けないんだな」と、自分の働く環境にも重ねてしまいました。また、イギリスとアメリカが中南米へどう関わってきたかを見ていくと、外交のニュースを読むときの“地図の見え方”がまったく変わります。 さらに、アステカやインカの世界観や統治方法が、いま目にする文化や価値観の奥にどう生き残っているのかが描かれていて、「一国だけを見ても全体像にはたどり着けない」という視点を自然と身につけられます。いまの状況を相対化したい人にはかなり刺さると思います。 歴史を知りたいというより、「世界のニュースを自分の言葉で理解できるようになりたい」人に向いている一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
かつては高度の神殿文化を生み出しながら、16世紀以来ラテン・アメリカは常に外部の世界に従属してきた。スペイン、ポルトガルの征服と植民地支配、イギリスはじめ列強の経済的支配、アメリカの政治的影響。独立後も独裁制から民主制へ、統制経済から自由経済へと激動が続く。ラテン・アメリカ諸国は共通の文化的伝統を基盤に、いかに苦悩の歴史と訣別し、自立と自己表現を達成するか。恐竜の時代から現代まで、長大なタイムスケールで描く。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




