
知略を養う 戦争と外交の世界史
出口治明
かんき出版 / 2018-09-03
累計読者数7
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約6時間18分
star総合評価 61/100
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この本について
最近、仕事でも日常でも「この状況、どう動けばいいんだろう…」と判断が鈍る瞬間が増えている気がします。感情が先に立って視野が狭くなったり、相手の言い分が読めなくなったり。結局そのまま場当たり的に動いて、あとで後悔することも多いんですよね。 この本を読んでみて感じたのは、いま抱えている悩みの多くは、形を変えただけで昔からずっと人類が繰り返してきたものなんだ、ということでした。例えば「頭に血が上ると殴り合いになる」というシンプルな人間の性質は、国家間の戦争の裏側にもあり、そこから外交や条約という工夫が生まれた。あるいはローマ教会と皇帝の権力争いのように、価値観や正統性の“物語”がどう人を動かすかを見ていると、現代の職場で起きる対立と構造が意外なほど似ていることに気づきます。 歴史上の人物たちの決断や失敗を追っていくと、「自分が置かれている状況の見立て方」が少し変わります。交易がこじれると争いになるように、自分の仕事でも相手が何を欲しているのかを丁寧に探ったほうがいいとか、逆に感情任せの衝突にはどんな結末が待っているのか、といった判断軸が自然と増える感じです。知識というより、“動き方の引き出しが増える”という実感が近いかもしれません。 歴史のドラマを通して、自分の意思決定の癖を見直したい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
抗争、分裂、外圧・・・ 先人たちは、人生の難題をどう解決したのか? 人類の歴史は戦争の歴史と言っても過言ではありません。 この戦争を止めるため、そして、防ぐために外交という手段を駆使してきました。 私たちが働いて生きていく日々で繰り返される、「ケンカや仲直り」「妥協と打算」「取引と駆け引き」「握手と裏切り」…こうした人生の難題も、先人たちが積み上げてきた戦争と外交の歴史を紐解くことで、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
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