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人材マネジメントの壺 テーマ7.組織開発: 人間を見ろ (壺中天)

人材マネジメントの壺 テーマ7.組織開発: 人間を見ろ (壺中天)

坪谷邦生、荒井理江

累計読者数6
平均ハイライト数 16.8件/人
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

チームづくりや組織の空気をなんとかしたいのに、「結局どこから手をつければいいんだろう…」と立ち止まることがよくあります。メンバーにもっと主体的に動いてほしいとか、部署間で噛み合わないとか、そもそもミッションってどこまで本気で扱うべきなのか…と考え始めると、正解のない迷路に入ってしまう感じがします。 この本が少し効くのは、組織開発を“きれいなスローガン”ではなく、人と人のあいだで起きている現実のプロセスとして扱っているところです。たとえば「主体性は裁量の量で磨かれる」という話は、メンバーが動かないときに「意識の問題」で片づけず、判断の機会をどれだけ渡せているかを見直すきっかけになります。また、活性化した組織を“カオス”と表現しているのも印象的で、変化に対応するためには過去の成功体験を一度手放す必要がある、と腹を括らせてくれます。さらに、ミッションは変えず、戦略は変えるという線引きも、議論が迷走しがちな職場でどこを支点に考えるべきかを整理してくれます。 「人が動く組織って結局何を大事にしているのか」を落ち着いて確認したい人に刺さる本です。組織の理想像よりも、まず目の前のメンバーやチームで起きていることを丁寧に見たいときに、ちょうどいい一冊でした。

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