
CRITICAL THINKING AS A SYSTEM: クリティカルシンキング:思考のシステム (PATHWEAVE TOOLKIT)
岡津守男 / 佐藤仁美 / 内藤博之 / 二ノ方文 / 吉田直哉 / 矢田昇平
累計読者数4
平均ハイライト数 16件/人
star総合評価 57/100
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この本について
仕事で判断を求められる場面ほど、「そもそも自分はいま何を根拠に考えているんだっけ…?」と足が止まることがあります。経験はあるのに説明ができない、気づいたら“意見そのもの”に引っ張られて視界が狭くなる。僕自身、このモヤモヤに長く悩まされてきました。 この本が面白いのは、クリティカルシンキングを“性格”ではなく“システム”として扱っているところです。事実と真実を切り分ける視点や、まず状況を客観化してから分析へ進む順番のつけ方、意見より先に言葉の意味を丁寧に扱う姿勢など、抜粋を読んだだけでも読者が惹かれるポイントがとても分かります。特に、思考を外からモニターできるようになる、という説明はかなり実践的で、僕はここがいちばん効きました。 読み終えるころには、「考える=反射的に意見を出すこと」ではなく、「事実を整理し、その意味を見立て、そこから理解に至る流れ」を自分の中で持てるようになります。思考の現在地が分かると、無駄な試行錯誤が減り、議論でも迷いにくくなる。これは派手さはないけれど、じわじわ効く土台づくりの本です。 自分の思考の癖に振り回されがちな人に、特に刺さると思います。
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