
フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則
細谷 功
KADOKAWA / 2024-04-22
この本について
仕事でも日常でも、「なんで自分は同じところでつまずくんだろう」と思う瞬間ってありますよね。情報は集めているつもりなのに判断がぶれたり、逆に知識に縛られて動けなくなったり。自分でも説明しづらいモヤモヤが積み上がっていく感じ、よくわかります。 この本が面白いのは、物事を「フロー=変化」「ストック=状態」として捉えるだけで、こうした迷いの正体が少し輪郭を持ちはじめるところです。例えば、判断を誤るときって、過去の経験というストックが固まりすぎて、目の前の変化(フロー)をちゃんと見られていないことがある。逆に行き当たりばったりになりがちなときは、フローばかりでストックが育っていない。そんな自分の“思考の偏り”が、抽象と具体の行き来とあわせて整理されていきます。 読んでみて感じたのは、正解を与えるというより、「今どの視点で考えているのか」を自覚できるだけで、判断が少し穏やかになるということでした。たとえば業界の常識に縛られていた見方が、インプットとアウトプットの流れとして捉え直せるだけで、別の選択肢が見えてくる。これは大きな変化ではないけれど、日々の思考のクセをほどくには十分でした。 「考えすぎて固まる」「動きすぎて迷う」どちらにも心当たりがある人には静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
ドネラ・H・メドウズ, 枝廣淳子, and 小田理一郎

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
ロルフ・ドベリ and 安原 実津

頭に手をおくだけで悩みがなくなる『ブロックはずしの本』
彦根由実

トップアスリートたちから学ぶ心を整える方程式 最高のパフォーマンスを発揮するメンタルトレーニング
内田 公人

認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ブルーバックス)
鈴木宏昭
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




