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建設DX2 データドリブンな建設産業に生まれ変わる

建設DX2 データドリブンな建設産業に生まれ変わる

木村 駿

日経BP / 2024-08-02

累計読者数3
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約6時間40分
star総合評価 42/100
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この本について

建設の現場で働いていると、「DXが必要なのは分かっているのに、結局どこから手を付ければいいのか分からない」「技術は出そろってきたはずなのに、現場の実態はあまり変わっていない」というモヤモヤを抱えることが多いと思います。目の前の工程を回すだけで精一杯で、産業全体の変化なんて考える余裕がない…という感覚もよく分かります。 『建設DX2』は、その行き詰まり感に対して、過度に夢を見せるのではなく、現場の温度に合わせて“どこにボトルネックがあるのか”を一つずつ示してくれる本です。例えば、ロボット技術が一気に進んだのに普及が進まない理由が「死の谷」の存在にあること、分科会とレンタル会社の接続など水平展開の仕組みが整っていないことなど、手触りのある説明が続きます。また、IT人材の不足や、慎重さが文化として根付いているがゆえにデジタル移行が進みにくい、といった“空気の壁”まで丁寧に扱っているのが印象的でした。 さらに、この本は「産業としてどこに向かうべきか」も逃げずに描いています。設計・施工・維持管理が個別最適で動いてきた状況から、データを軸に全体最適へ向かうためには、協調と競争をどう組み合わせるか、BIM/CIMデータをどう扱えば実務レベルで意味があるのか、といった現実的な視点が多い。机上の理想論ではなく、今の建設業が本当に変わるための“具体的な距離感”を掴めます。 現場の手触りを失わずにDXを考えたい人、もしくは「結局DXって何を変えるの?」と立ち止まった経験がある人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人口減少に伴う国内建設市場の縮小、人手不足の深刻化による労働供給制約――。アナログ産業の代表格とされてきた建設産業が、山積する課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)によって乗り越え、新たな成長曲線を描こうともがいている。前作『建設DX』に続いて建設産業における最新の取り組みをリポートしつつ、DXを進める上での課題や解決策を探る。
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