
デジタル技術で、新たな価値を生み出す DX人材の教科書
石井 大智 and 鶴岡 友也
この本について
DXの話になると、どうしても「結局、何から手をつければいいのか…」と止まってしまうことがあると思います。現場と経営層の温度差、ビジネス側とエンジニア側の言語の違い、そもそも課題が共有されていない状態。自分も似たようなモヤモヤを抱えたまま、会議だけが増えていく時期がありました。 この本が効くのは、そうした“分断のせいで動けない状態”をどうほぐしていくかが、かなり具体的に書かれているところです。たとえば、DXの本質を「人と組織の変革」と捉えたうえで、知識レベルがバラバラの関係者をどう底上げするか。あるいは、PoCをなんとなく始めず、成功基準を数字で揃えるところから始める視点。さらに、課題の「解決策を考える前に、そもそも会社として本当に解決すべき課題は何か」をゼロベースで揃えるプロセス。このあたりが、自分の仕事にも直結しました。 読んでいて強く感じたのは、デジタル技術そのものより“つなぐ人”の重要性です。ビジネスもわかるし、技術も噛み砕けるし、経営層にも現場にも話せる。そんな役割が抜け落ちているから、DXが前に進まない。その現実を過度に美化せず、でも手を動かすための道筋を示してくれる本でした。 「現場と経営の間で板挟みになっている人」「DXを任されたけれど何から整えるべきか迷っている人」には、とても実用的に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX (日本経済新聞出版)
黒川通彦, 平山智晴, 松本拓也, and 片山博順

DXの教養 デジタル時代に求められる実践的知識
志度 昌宏、三菱ケミカルホールディングス 先端技術・事業開発室 DXグループ

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる (日本経済新聞出版)
マイケル・ウェイド, ジェイムズ・マコーレー, アンディ・ノロニャ, ジョエル・バービア, 根来龍之, 武藤陽生, and デジタルビジネス・イノベーションセンター

3ステップで実現する デジタルトランスフォーメーションの実際
ベイカレント・コンサルティング

マスタリングDX 技術の泉シリーズ (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
田中 ライカ、秋山 和隆、荒川 裕紀、DXLabo
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要