
IGPI流 DXのリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
冨山 和彦 and 望月 愛子
PHP研究所 / 2021-06-29
この本について
DXに関わる仕事をしていると、「結局どこから手をつければいいんだろう」「現場が動かないまま、スローガンだけ先走っている気がする」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。机上の議論ばかり増える一方で、実態は何も変わらない。自分も何度もそこで足が止まりました。 この本が良いなと思ったのは、DXを“特別な技術プロジェクト”としてではなく、“現場が変わるプロセス”として描いているところです。たとえば、現場を巻き込むことで実装の解像度が上がる話や、最初の一歩はペーパーレスのような地味な取り組みでいいという視点は、日々の業務に落とし込みやすいです。また、「DXで給与を上げよう」という考え方も、ただの効率化ではなく、会社と社員が一緒に目指す方向性を示していて現実的だと感じました。 さらに、「ツールをカスタムしすぎず、業務のほうを標準化していく」「行動変容こそが最大のハードル」という指摘も、痛いほど身に覚えがあります。結局のところ、どんなに調べても最後は“自分たちの固有解に落とす”しかない。その腹くくり方を思い出させてくれる本でもあります。 DXが「妙に抽象的でつかみにくい」と感じている人、あるいは「現場にどう響かせればいいのか」で悩んでいる人には特に刺さる内容だと思います。技術より先に“人の変わり方”を扱っている本なので、無理なく読み進められるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
デジタル技術で、新たな価値を生み出す DX人材の教科書
石井 大智 and 鶴岡 友也

マスタリングDX 技術の泉シリーズ (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
田中 ライカ、秋山 和隆、荒川 裕紀、DXLabo

DXの教養 デジタル時代に求められる実践的知識
志度 昌宏、三菱ケミカルホールディングス 先端技術・事業開発室 DXグループ

現場が主役の日本型DX――RPA×AIをスマホのように使いこなそう
長谷川 康一

難しい話はもういいんでDXがうまくいく方法だけ教えてください
日淺 光博
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要