
スタンフォード大学名誉学長が教える 本物のリーダーが大切にすること
ジョン・L・ヘネシー and 瀧口 範子
ダイヤモンド社 / 2020-11
この本について
リーダーとして何か決めるたびに、「これって自分のためなのか、組織のためなのか」がごちゃつくことってありませんか。責任は重いのに、自分ひとりで抱え込むと視野が狭くなっていく感じもあって、正直しんどい。僕も似たような壁に何度もぶつかってきました。 この本が効くのは、そういう“個人としての不安”と“役割としての責任”を分けて考えられるようになるところです。組織図を逆さにして「支える側に立つ」という視点は、偉そうに振る舞わなくていい理由を与えてくれますし、「難しい仕事をしているのはチームで、自分はその背骨になる」という考え方は、肩に入りがちな力を抜いてくれます。また、失敗を個人の評価ではなく組織の学びとして扱う姿勢は、次の一手を冷静に考える余裕につながりました。 特に、レガシーを「自分がいなくなったあとに何が残るか」ではなく、「与えられた機会をどう活かしたか」という行動ベースで捉えていく話は、野心と謙虚さの折り合いをつけたい人にしっくりくると思います。自分のキャリアがチームの成功と連動しているという感覚も、無理にリーダーらしさを作らなくていいんだと感じさせてくれました。 背伸びせずに、でも逃げずにリーダーの役割を果たしたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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