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教養としてのブランド牛

教養としてのブランド牛

石原善和

幻冬舎メディアコンサルティング / 2023-08

累計読者数3
平均ハイライト数 39.3件/人
star総合評価 62/100
start序盤集中型
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この本について

牛肉って好きで食べているはずなのに、「和牛と国産牛の違いって何だっけ?」とか、「ブランド牛ってどう選べばいいのか分からないまま、名前だけで判断してるな…」みたいなモヤっとした感覚、けっこうあると思います。僕も外食でメニューを前にしたときに、知ったような顔で注文しているだけなんじゃないか、と内心ずっと気になっていました。 『教養としてのブランド牛』は、その曖昧さをそっとほぐしてくれる一冊でした。和牛が純血の日本在来牛ではなく、長い混血と改良の歴史の先にある存在だと知ると、ブランドの背景が急に立体的になりますし、田尻号のような種雄牛が今の黒毛和種の99.9%につながっているという事実は、名前だけで語れない「積み重ね」を感じさせてくれます。また、A5が昔は20%以下だったのに、今は50%以上に増えているというデータを知ると、品質は偶然ではなく、生産者の工夫や投資の結果なんだと実感できます。単に「高級だから選ぶ」ではなく、育て方や血統に目が向くようになり、外食でもラベルを見るのが少し楽しくなりました。 歴史や地理の話も意外と面白くて、米沢牛が一人のイギリス人教師をきっかけに広まった話や、見島牛のように離島で外国種の影響を受けずに残った在来牛の存在は、ブランドの裏側にある偶然と努力のバランスを教えてくれる気がします。知識が増えるというより、牛肉を見るときの「解像度」が上がる感じに近いです。 自分の選択に少し根拠を持ちたい人、食にお金を使うなら背景まで知っておきたい人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ日本のブランド牛は世界を魅了するのか? 十牛十色、知られざるブランド牛の世界 和牛の基礎から自分好みのブランド牛を見つけるための知識まで 和牛の肥育ひとすじ35年、自らもブランド牛を立ち上げた著者が、 ブランド牛の知識と魅力を語り尽くす。 松阪牛、神戸牛、近江牛...... 全国各地の「ブランド牛」は日本人に人気の食材です。 そして今、ブランド牛は世界の人たちを魅了しています。 アジアや欧米でも高い評価を受けており「世界に誇るブランド牛」はまさに日本の宝です。 しかし、そんな日本の宝であるブランド牛について、深く知っている人は多くはいません。 一部の有名銘柄以外にはどんなものがあるのか、それぞれの特徴や等級の評価は どうなっているのか、あるいは和牛と国産牛の違い、ブランド牛のルーツと発展の歴史、 肥育農家のこだわりと情熱など、興味をもって扉を開けばそこには魅力溢れる ブランド牛の奥深い世界が広がっているのです。 本書では、35年以上にわたって和牛の肥育を生業とし、 自らもブランド牛を立ち上げた著者が、生産者ならではの目線も盛り込みながら、 ブランド牛にまつわる知識と魅力を幅広く語っています。 より深くブランド牛を味わい尽くすための、 「教養としてのブランド牛」を楽しめる一冊です。
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