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心のゾウを動かす方法

心のゾウを動かす方法

竹林 正樹

累計読者数5
平均ハイライト数 19.2件/人
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

気持ちはあるのに動けない時ってありますよね。明日の自分に丸投げしてしまったり、ちょっとした面倒に負けたり、頭では「やった方がいい」と分かっているのに体がついていかない。僕もずっとその繰り返しで、意思が弱いだけなのかと落ち込むこともありました。 この本は、そんな停滞の原因を「意思」ではなく「心の象と象使い」という仕組みで説明してくれます。読んでみて一番救われたのは、行動できない理由が怠けや性格ではなく、象の習性がそうさせているだけ、という視点でした。象はとにかく面倒くさがりで、少しの違和感でも行動を止めるし、将来の自分は他人だと思っている。その前提で見ていくと、行動できない場面の説明がつき、対策の糸口も見えてきます。 たとえば、正しい情報だけでは象は動かないこと。だから「頑張る」よりも、象が嫌がる要因を取り除く環境づくりのほうが効くこと。あるいは、象使い(理性)はすぐ疲れるので、毎日フル稼働させるのではなく、使う場面を決めておくこと。このあたりが、自分の生活にそのまま使える感覚でした。 意思の弱さを自分のせいにしがちな人や、仕事で「動いてもらう」関わりが多い人には特に刺さると思います。自分を責める前に、まず象の習性を観察する。この一歩だけでもだいぶ楽になる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

◆人の直感はパワフルで本能的で、まるでゾウのよう。 ◆ゾウを【ナッジ】で後押しすれば、人の心も動きはじめる 【ナッジとは?】「そっと後押しする」「ひじで軽くつつく」といった意味。人の心を優しく刺激して、よりよい行動へと動かす工夫。提唱者のリチャード・セイラー博士は2017年ノーベル経済学賞を受賞。現在、世界各国政府や行政によって行動経済学としてのナッジがあらゆる局面で戦略的にとり入れられている 「人の直感は大きくパワフルだが面倒くさがり屋な面があり、制御が難しい」ということを知っていると、コミュニケーションのありようが変わります。行動経済学は、人の直感をゾウに見立て、どう付き合っていけばいいのかを教える学問です。例えば、ゾウ(直感)は、時間帯によって話の受け止め方が変わり、話の最初と最後の印象を強く持つことがわかっています。こういった習性をうまく制御したり刺激したりして、望ましい行動へと促すのが【ナッジ】です。ゾウの習性は知れば知るほど、人との接し方が見えてきます。本書は、ナッジの第一人者である著者による、明日から誰でも使える【ナッジ】を優しく説いた一冊です
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