
元証券マンが教える 利回り18.5%を実現する米国債投資
ようへい
KADOKAWA / 2023-10-20
この本について
投資を考えるとき、「株ほど攻める気分じゃないけど、預金だけだと心もとない…」みたいなモヤモヤってありますよね。特に最近は金利だ為替だと情報も多くて、結局どう判断すればいいんだろうと立ち止まってしまうことが多いです。僕自身も債券はなんとなく安全そうというイメージだけで、仕組みを深く理解しないまま距離を置いていました。 この本は、その“なんとなく”の部分を一つずつ言語化してくれる感じがあって、読み進めるうちに判断の軸が少しずつ整ってきました。利回りと利率の違い、金利と債券価格の逆相関、格付けやデュレーションの意味など、投資の土台になる部分が丁寧に説明されていて、曖昧だったところがやっと輪郭を持つようになるんです。特に、長期債が金利変動に対してどう動くのか、なぜキャピタルゲインを狙えるのかという話は、実際に手を動かすときの判断基準としてすごく実用的でした。 また、AGG・TLT・EDV・TMF・2621のような具体的なETFが、それぞれどんな性質を持ち、どんな局面で使えるのかが書かれているのもありがたいところです。単なる商品紹介ではなく、「この動きを理解しているならこのETFがこう活きる」という紐づけがあるので、消化しやすいんですよね。為替ヘッジが効く場面や、金利が動かなかったときどうすべきか、といった現実的な悩みへの答えもちゃんとあります。 債券の「安全だけど退屈」というイメージに違和感がある人や、金利の動きとどう付き合えばいいかを整理したい人には特に刺さる一冊だと思います。株と違って“待つ時間”が長いからこそ、仕組みを言葉で理解しておくと、自分の判断にも落ち着きが出るはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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