
「先延ばしグセ」が治る21の方法
デイモン・ザハリアデス and 弓場隆
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2023-12-22
この本について
やらなきゃいけないのは分かってるのに、つい他の予定を入れたり、気づけば「今日は混んでるから明日でいいか」と理由を探してしまう。僕もよくやります。でも、この本を読んで少し気が軽くなったのは、「全部の延期が悪ではない」とはっきり書いてあったところでした。日曜の混んだスーパーを避けるのは先延ばしじゃなく、ただの合理的判断。そう言われると、変に自分を責めていた部分がすっと抜けるんですよね。 そのうえで、この本が効くのは「ほんとうの先延ばし」がどこで起きているのかを、かなり現実的に見せてくれるところです。たとえば、一日のエネルギーの波を記録して、いちばん頭が働く時間に難しい作業を置く話。これ、試すと驚くほど先延ばしが減ります。逆に、退屈で低刺激な作業はどうしても気が向かないと著者自身が正直に書いていて、それに対して「報酬リスト」を組み合わせるという仕組みは、無理に気合で乗り切ろうとしない分、現実的で続けやすいです。 また、自分で締め切りを決めても動けないタイプの人には、外部に期日を作るという提案が刺さるはずです。誰かに確認してもらう、期待される環境に身を置く。こういう“仕組みの側を変える”考え方が多く、自己啓発のような「意志を強く持て」みたいな話とは違います。 タスクを前にすると固まってしまう人や、「気づいたら緊急な用事ばかり片づけている」タイプの人には、とても相性がいい本だと思います。自分の行動のクセを観察して、小さく調整していく感覚が合う人には、特にしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
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