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成瀬は信じた道をいく (「成瀬」シリーズ)

成瀬は信じた道をいく (「成瀬」シリーズ)

宮島未奈

新潮社 / 202401

累計読者数99
平均ハイライト数 4.1件/人
推定読了時間 約42分
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 57%

この本について

将来のことを考えるたびに、何者になればいいのかよくわからなくなって止まってしまう時ってありますよね。肩書きや結果を気にしすぎて、今の自分の行動がすべて正解探しみたいになってしまうあの感じ、僕もずっと抜け出せませんでした。 『成瀬は信じた道をいく』は、そういう迷いに対して大げさな答えをくれる本ではないのですが、視点をそっとずらしてくれるところがあります。特に「何になるかより、何をやるか」という成瀬の言葉は、保存されている抜粋の多さを見る限り、読者が一番反応しているポイントなんだと思います。肩書きではなく、やりたい行動の方に目を向けると、自分の小さな選択にも意味が出てくる。そんな感覚を、物語の中の出来事が自然に教えてくれます。 もう一つ大きかったのは、「途中で投げ出すことがあっても、ちゃんと咲く花もある」という描き方です。大きな目標を百個言って一個叶えばいい、という成瀬のスタンスは、完璧主義で疲れがちな人にはかなり救いになると思います。 何者になりたいかわからないまま焦っている人に、静かに効いてくる一冊です。自分の歴史は、生きているだけで少しずつ積み上がっていく。その実感に、読んだあとそっと背中を押されました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

その前途、誰にも予測不能! 2024年本屋大賞受賞『成瀬は天下を取りにいく』シリーズ最新作。無料お試し版。 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。 「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。 個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 2024年本屋大賞受賞作、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』待望の続編。第二話「成瀬慶彦の憂鬱」を丸々試し読み! 12月9日からは、コミカライズ第一巻の配信開始!

目次

ときめきっ子タイム 成瀬慶彦の憂鬱 やめたいクレーマー コンビーフはうまい 探さないでください
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