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付加価値ファースト 〜常識を壊す旭鉄工の経営~

付加価値ファースト 〜常識を壊す旭鉄工の経営~

木村 哲也

累計読者数4
平均ハイライト数 40.3件/人
star総合評価 72/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 47%

この本について

製造現場の数字って、毎日見ているはずなのに「本当にこれで判断していいのか…?」と迷うことが多いですよね。可動率も利益も“感覚”で語られがちで、そもそも正しい前提がそろっていない気がする。僕自身、改善活動をしていても、どこがボトルネックなのか腑に落ちないまま進めてしまうことがよくありました。 この本が面白いのは、改善を“根性論や職人芸”ではなく、データに基づく現実的な仕組みに落とし込んでいるところです。停止時間が実際より2割短く記録されるとか、CTは人や設備の状態で常に揺れているとか、現場でなんとなく気づいていた違和感を具体的な数字で示してくれる。さらに、月次データから回帰直線を出して利益体質そのものを見る方法は、単月の数字に振り回されがちな人にはかなり効きます。改善を“やるかやらないか”ではなく、“どこを触ると利益がどう変わるのか”という視点に変わる感覚があります。 読んでいて特に感じたのは、付加価値という軸でラインの稼働や利益を見える化していくと、現場と経営の会話がようやく噛み合い始めるということ。値上げ交渉で実績データを出せる強さや、材料費高騰に左右されない体質づくりなど、地に足のついた話が多いので、中小企業でも「これならやれる」と思えるはずです。 現場改善が“属人化した努力”になっている会社、または数字があっても意思決定に使い切れていない感覚がある人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「収益性が低く、事業を将来も継続していけるか不安だ」 「新しい取り組みに着手しようにも社内の抵抗が大きい」 「環境への配慮が必要だが、コストを掛ける余裕がない」 そんな会社を経営経験ゼロから変えていき、収益を10億円改善しつつ、CO2排出量を21%削減できた秘密とは? ・変革に必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること ・「見ザル」「言わザル」「使わザル」改善を阻む“三ザル”をなくす ・ChatGPTとカイゼンの上位概念「イマドキフキソカチ」でカイゼンを民主化 ・売上が増えても利益は増えない、限られた売上高でも生き残るようにする ・社長自らSlackで発信、挑戦や情報共有がしやすい風土をつくる ・利益を増やしてCO2を減らす“儲かるカーボンニュートラル”を実現 ・自社のDXの成果をサービス化、会社の枠を越えてノウハウを共有 トヨタ自動車での18年間にわたる車両開発で培われたエンジニアリングセンス、トヨタ生産方式の知識、現地現物を大事にする姿勢の3つを融合させ、実践で叩き上げた斬新な経営ノウハウを全公開。
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