
コンセプト・センス
吉田 将英
累計読者数27
平均ハイライト数 33.9件/人
star総合評価 72/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%
この本について
仕事でも企画でも、「もっと良くしたい」と思うほど、自分がどんな前提で考えているのか見えなくなってくることがあります。僕もよく、アイデアをひねり出す前にそもそも“何を良しとしているのか”が曖昧で、手が止まってしまうんですよね。 『コンセプト・センス』が助けてくれたのは、改善よりも先に“認知のほうを動かす”という視点でした。自分の違和感を「自分だけのクセ」じゃなく、「時代の前提が合ってないのかも」と置き換えてみるだけで、企画の出発点が変わります。さらに、社会のバイアス、相手のインサイト、理想のビジョンという三つの軸で整理すると、奇抜な発想よりも“続く角度”を見つけやすくなる感覚がありました。 個人的に刺さったのは、良いコンセプトが「みんなに好かれる」のではなく、「好いてくれる人と嫌う人を分ける」という考え方です。企画の半径を無理に広げようとしないほうが、結果的に迷いが減る。これは日々の仕事でも大きな支えになりました。 企画や発信に向き合うと、どこかで「ここではないどこか」にいるような気分になる人には、特にしっくりくる一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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出版社による紹介
この本は、「企画の本」です。 「斬新なアイデアを生み出したい」 「チームでの共創をスムーズに前に進めたい」 「上司や取引先の承認を取りたい」 そして「世の中を今より良くしたい」 ――企画に携わる人なら一度はよぎるこれらの思いに応えるための本です。 だからと言って、新しい商品やサービスを生み出すことを仕事にしている、いわゆる「プランナー」「クリエイター」といった企画職の方のみに向けた本ではなく、広く「企て」をするすべての人に届けたい本でもあります。 人間は「現状を変えたくて、企てる」し、それはなぜかというと「ここではないどこか」を心のどこかで希求する生き物だからです。 「ここではないどこか」の、「どこか」とはどこなのか? まずそこから見通すことが、企ての最初にして最大のポイントなのです。 そこで、コンセプトです。 コンセプトとは、社会の既存の「当たり前」が見落としてきた、人々がまだ自覚できていない満たされていない欲求を満たし、理想の社会に今より近づくための「提案の方向性」のことであり、同時にアイデア創造の源泉であり、企画の骨子でもあります。 コンセプトを基点にすることができれば、「ここではないどこか」とはどこなのかを、自分の中で、あるいは他者と、共通のイメージとしてつかむことができますし、企ての中身の質や実行するときの推進力など、すべての変数に良い影響を与えられます。「コンセプトを制するものは企画を制する」といっても過言ではないのです。 この本では、コンセプトを基点に世の中を見聞きし、企てを考え、他者と関係性を築いていく感性を「コンセプト・センス」と名づけ、いかにしてそれを体得するかを考えていきます。 本書では、まず第1章で「なぜ今、コンセプトが大事なのか?」を、時代背景や社会の現状から一度考えてみます。 続く第2章で「コンセプトとはどんなもので、何をもたらしてくれるのか?」を、具体例を挙げながら詳しく見ていきます。 そして第3章でいよいよ「コンセプトの構造」について、本書のカギとなるコンセプト構文を通じて深く理解することを目指し、第4章で「実際にコンセプトを見立てる術」について、とことん深掘りしていきます。 第5章で「コンセプトが作られたあとの企て方」について触れて、あとは皆さんに委ねたいと思います。
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