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自分に気づく心理学(愛蔵版)

自分に気づく心理学(愛蔵版)

加藤諦三

PHP研究所 / 2000-05-01

累計読者数51
平均ハイライト数 25.4件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

人間関係で距離の取り方が分からなくなったり、やさしくされても素直に受け取れなかったり、理由は説明しづらいのに胸の奥がザワつくことってありますよね。相手の態度よりも、自分の反応に振り回されてしまう感じ。頭では「大丈夫」と思っても、心がついてこないあの違和感です。 『自分に気づく心理学』は、その違和感の根っこにある“安心して甘える経験の欠如”に静かに光を当ててくれる本でした。読者の方が保存していた抜粋にも、「手のかからない子ほど見捨てられる不安を抱えやすい」「大人になってもやさしさをやさしさとして受け取れない」など、幼少期の感覚が大人の対人関係に残り続ける描写が多いんですよね。こういう部分に反応する人は、今の生きづらさの理由を“性格の問題”として片づけたくない人だと思います。 この本が効くのは、自分の反応パターンを「弱点」とか「癖」とかでなく、過去とのつながりとして見られるようになるところです。そうすると、必要以上に自分を責めなくて済むし、距離の取り方も少し柔らかくなる。もうひとつ大きいのは、「いつでも別れられる存在として人と接してしまう」のがなぜなのか、その仕組みが分かること。理解できるだけでも、人間関係の選び方が少し変わります。 こんな人に刺さると思います。理由の分からない不安に、そろそろ名前をつけたい人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

他人の眼が気になってしかたがない。つい心にもないお世辞を言って後悔する。弱音を吐くことに罪悪感を感じる……あなたを苦しめる感情の「正体」は、心の奥底に抑圧された“依存症”だった。本書は、現代人の心の深部のゆがみを、幼少期の親子関係までさかのぼって解明し、自然な感情のままに生きることの大切さを説き明かす心の手引書。幼い頃に家庭内の温かな心のふれあいがなかった人は、自分を抑えて周囲の期待に沿わなければ愛情を得られないと思い込んでいると著者は言う。そこで「尽くすことでしか相手と関係を維持できないのは、人から尽くされたいという激しい欲求」「外面のいい人は些細なことで不機嫌になるのは、甘えの欲求を素直に表現できない苛立ち」など、自分の中で満たされなかったものの本質に気づき、偽りの生き方をやめるヒントを具体例と共に紹介。五月病にも効果てきめん! 悩み多きすべての人に贈るベストセラーの文庫版を電子書籍化。 【PHP研究所】
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