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20年後、私たちはどんな自動車に乗っているのか? 電気自動車・ハイブリッド車・燃料電池車、そして自動運転車の未来 (NextPublishing)

20年後、私たちはどんな自動車に乗っているのか? 電気自動車・ハイブリッド車・燃料電池車、そして自動運転車の未来 (NextPublishing)

石川 憲二

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star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
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この本について

クルマの話って、どうしても感覚やイメージで語られがちで、結局「何を基準に未来を考えればいいのか分からない」というモヤモヤが残ることが多いと思います。電気自動車は伸びるのか、ハイブリッドはどこまでいけるのか、自動運転は実現するのか…。ニュースを見るたびに答えが揺らぐ感じ、僕もずっとありました。 この本が助かったのは、技術や規制がどう動いているのかを“現実的な手触り”で理解できるところです。例えば、ガソリンとディーゼルの点火方式の違いが、高速道路での加速性能にどう影響するのか。バッテリーパックが450キロあると何が起きるのか。あるいは、ドイツの2030年方針やヨーロッパの厳しいCO2規制が、メーカーの戦略をどう縛っているのか。こういう具体がつながると、「未来の車はこうなる」と断言できなくても、自分なりの判断軸が少しずつ固まっていきます。 また、自動運転についても、Toyota Safety Senseの3段階支援のような“今すでに起きている進化”と、カリフォルニア州の規制停滞のような“まだ越えられていない壁”の両方が描かれていて、過度に夢を見させるでもなく、かといって悲観にも寄らないバランスが心地よかったです。水素ステーションへの各国の投資を見ると、「燃料電池は終わった」と言い切るのも早いんだな、という視点の変化もありました。 未来のモビリティを「白黒つけたい」というより、「判断のための材料がほしい」タイプの人には、とても相性がいい一冊だと思います。

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