
スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法
シャザド チャミン and 田辺 希久子
ダイヤモンド社 / 2013-08-22
この本について
最近、人と話していても頭の中で反論を組み立ててしまったり、成果や評価のことが気になりすぎて落ち着かないまま一日が終わることが多くて、なんだかずっと「張りつめている感じ」が抜けないんですよね。やる気がないわけじゃないのに、心のなかがざわざわして集中しきれない。そんなときに読んだのがこの本でした。 印象的だったのは、自分の中にいる“妨害者”がどんなふうに思考をねじ曲げているかを、できるだけ現実的な言葉で説明してくれているところです。単に「前向きに考えよう」と言うのではなく、話を聞きながら反論を準備してしまう瞬間や、成果が出るまで落ち着けない心のクセを「あるある」として扱いながら、その視点をどう切り替えるかが具体的に書かれている。特に、危機的な状況をどう解釈するかで行動の質が変わるという例は、自分の仕事の場面にもそのまま持ち込めました。 もうひとつ助けになったのは、ネガティブな感情そのものを否定しない姿勢です。不安や悔しさが「悪」なのではなく、それを長引かせてしまう仕組みこそが問題だという指摘は、肩の力が抜けました。ちょっとした感覚への集中や、問いの立て方の工夫など、明日すぐ試せる方法が多いのもありがたいところです。 成果や評価に振り回されて、いつのまにか自分のペースをなくしている人には刺さると思います。自分の中の静かなクセを見つけたいときに役立つ一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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