
パーパスブランディングの教科書: 人材難時代に選ばれ続けるブランド戦略の全手順-企業ブランディング・採用ブランディング・インナーブランディング・従業員エンゲージメントまで
羽田康祐 k_bird
この本について
組織の方向性を考えるとき、「うちの事業って、そもそも何を目指してるんだっけ?」みたいなモヤモヤって、けっこうつきまといますよね。採用の現場でも、ブランドの議論でも、経営の話でも、それぞれが別々に動いてしまって全体像が見えない。自分もよくその迷路にハマっていました。 この本が面白いところは、パーパスを単なるスローガンとしてではなく、「社会に対してどんな嬉しさを届けているのか?」という具体的な視点で定義し直してくれるところです。事業を社会に置き直したときに浮かび上がってくる問いがそのまま組織の骨組みになっていく感覚があって、経営・組織・採用が一本の線でつながりやすくなる。さらに、それをブランディングの“感情移入”と掛け合わせて、社内外の関係者が自然と巻き込まれていくプロセスまで示してくれます。 読んでみて感じたのは、「戦略」と「戦術」の扱いも丁寧で、現場の動きをどう加速させるかまで落ちてくるところ。パーパスが抽象論で終わらず、実際に意思決定や行動に響く形になるのは、この本の実務寄りの視点が大きいと思います。 組織がどこを向いて進むのか曖昧になりがちな人や、「パーパスって結局どう使えばいいの…?」と感じている人に特に刺さる一冊です。自分もまだ悩み続けていますが、その悩みの質が少し変わるような本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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