
還暦不行届
安野モヨコ
祥伝社 / 202311
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事でも生活でも、年齢を重ねるほど「この先どう自分を更新していけばいいんだろう」と立ち止まる瞬間が増えてきます。昔みたいに勢いだけでは進めないし、かといって落ち着くにはまだ早いような気もする。そんな宙ぶらりんな感じに、うまく言葉が当たらないまま時間だけが流れていくことってありますよね。 『還暦不行届』を読んでいると、そのモヤモヤにそっと風が通る感覚があります。たとえば、読者の方が保存していた「鷺巣詩郎」のくだり。監督の言う“陶芸”が、鎌倉のたからの庭という実在の場所で、しかも大正時代の女性陶芸家のアトリエだったと知る場面。こういう細部が、年齢を重ねた人が何かを続けたり、別の表現に手を伸ばしたりすることのリアリティを示していて、妙に励まされるんです。無理に前向きにならなくても、生活の中にひっそり置かれた「続ける理由」を拾い上げればいいんだなと気づかされる。 自分のペースで老いとの距離感を探したい人に刺さる本です。人生の後半戦をどう生きるかという大きな話ではなく、今日の自分をどう扱うかに迷っている時にそっと寄り添ってくれます。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




