
この本について
会社と家を往復するだけの日が続くと、「自分って何が好きだったんだっけ?」みたいな感覚になることがあります。やりたいことがわからないまま時間だけが過ぎていく感じって、意外と誰でも抱えていて、放っておくとますます視界がぼやけていくんですよね。かつての自分もそうで、仕事が合っていない気がするのに代わりが見つからず、プライベートもただの休息で終わってしまう、みたいな日々でした。 『アソビジネス大全』は、そういうモヤモヤの抜け道を“社外にもうひとつ世界をつくる”という発想で示してくれます。何か壮大な人生目標を決めるとかではなく、まずサードプレイスを持つことで、自分の中の主従関係がひっくり返る瞬間を味わえるようになる。会社が全てじゃないと思えるだけで、心の余白が戻ってくる感覚があります。また、「好きがわからない」ことを否定せず、むしろそこからどう探していくかを具体的に教えてくれるのも助かりました。ネットで職業一覧を眺めてみる、気になった分野にボランティアで触れてみる、みたいな“無理のない実験”が中心なので、停滞しているときでも動きやすいんです。 仕事に正解を求めすぎて息苦しくなっている人や、生活にワクワクが戻らないまま惰性で働いている人には特に刺さると思います。大げさな覚悟はいらなくて、「このまま何となく人生が続くのは嫌だな」と一度でも思ったことがあるなら、ちょうど良い視点の転換になるはずです。
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