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部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30

部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30

曽和 利光

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star総合評価 75/100
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この本について

部下と向き合っていると、「なんでこんなに価値観が違うんだろう」とか、「こっちは悪気なく言っているのに、なぜか距離が生まれる」とか、説明しづらいモヤモヤが積もりますよね。自分の経験を踏まえて話したつもりが、相手にはただの“昔話おじさん”にしか見えていない、なんてこともある。こちらも迷っているのに、うまく言語化できないまま日々が進んでいく感じ、すごくわかります。 この本が効くのは、そういう“すれ違いの正体”を、具体的な場面の言葉を通して見せてくれるところだと思います。若い世代が何に反応し、何に興味がなく、どんな背景で今の働き方を選んでいるのか。人口構造や採用市場の変化の話まで踏み込みながら、「なぜ通じないのか」を上司側の努力不足だけにも、若者側のやる気のなさにもせず、冷静に整理してくれます。例えば、上司の「昔はブラックだった」発言の裏側にある“自分はやり切ったつもり”と、若者から見える“改善を放置した結果”というギャップのように、腑に落ちづらかった違和感がゆっくり形になる感覚があります。 そして、マネジメントを「上司個人の能力の問題」に押し付けるのではなく、組織の構造や労働市場の前提を踏まえて考え直す視点ももらえます。今の若者が“会社の歴史より自分の成長”を重視する理由も、単なるわがままではなく、労働環境そのものが変わった結果として説明されており、こちらの見方も少し柔らかくなる。結局、相手の価値観を理解するための足場が整うので、日々の言葉選びが落ち着いたものになっていく感覚がありました。 特に「若手と話すとき、自分の言葉がどう伝わっているのか不安になる人」には刺さると思います。自分の癖に気づきつつ、相手に合わせて無理にキャラを変える必要はないんだ、と少し肩の力が抜ける一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

これだけは、言ってはいけない! 「理解しよう」ではなく、価値観の違いを素直に受け入れよう! ・「部下から信頼されたい」「部下に成長してほしい」「部下が自分で考えて動けるようになってほしい」「辞められたくない」と思っている中間管理職(上司)が決して言ってはいけないNGワードを紹介する「べからず集」。 ・上司としては「まったく悪気がないアドバイスとして」「部下のためを思って」「気をつかって」「距離を縮めようと思って」言った言葉が、部下にとっては「上司としての責任を放棄している」「自分のことをわかっていない」などと感じられ、知らぬ間に信頼を失ったり、部下のやる気を削いでいることがままある(これが積もり積もると「いきなり退職」につながったりする)。 ・(背景)上司が若手だった頃と違い、働き方改革による時短勤務やリモートワークの普及による接触時間の減少、ハラスメント防止対策の推進により、部下への指示や接し方・育て方が難しくなっている。もちろん、世代間ギャップも大きい(部下=デジタルネイティブ、SNSネイティブ、ゆとり世代)。 ・超人手不足の今、「部下から信頼されていない」「部下を育てられない」上司は無能の烙印を押される。NGワードを使わないことは、部下と上司の双方にとってメリットがある。 ・本書は、そうした上司のNGワードが「なぜ若手にとってはNGなのか?」を解説しつつ、正しい言葉のかけ方、部下との向き合い方、指導法、さらには中間管理職の本来の仕事である「チームとして成果をあげる」ことについても言及する。 ・著者は、リクルート出身者で、現在、多くの企業の組織人事コンサルティングとして活躍する株式会社人材研究所の社長、曽和利光氏。 ・「OCEANS」の人気連載 「20代から好かれる上司・嫌われる上司」がついに書籍化!
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