
なぜ、あの人は仕事ができるのか?
田尻 望
すばる舎 / 2024-06-26
この本について
最近、「毎日ちゃんと働いてるはずなのに、成果に結びついている感じがしない」とか、「忙しいだけで、自分の価値が上がってる実感がない」といった声をよく聞きます。正直、僕自身もずっと同じことで悩んできたので、気持ちはすごくわかります。やることは山ほどあるのに、本当に時間を使うべき相手や仕事に手が回らないあの感じです。 この本『なぜ、あの人は仕事ができるのか?』は、そんなモヤモヤを“仕組み化”という視点で整理してくれる一冊でした。「効率化して時間を生む→生まれた時間で付加価値の高い仕事をする」という流れが、読者の保存している抜粋を見ても強く刺さっているように思います。特に、「価値を感じてくれない8割ではなく、価値を感じてくれる2割に集中する」という考え方や、「あなたの仕事をなくすために仕組み化する」という逆説的な視点が、多くの人の迷いをほどいてくれるはずです。やみくもに頑張るのではなく、“どうすれば価値を届けられるか”に軸を戻してくれる感覚があります。 さらに、この本がいいなと思うのは、仕組み化=機械的になることではなく、「ありがとうと言ってもらえる時間を増やすための工夫なんだ」と丁寧に示してくれているところです。やるべきことを削ぎ落とし、お客様に向き合う時間を増やす。その結果、自己効力感も自然と上がっていく。この順番が腑に落ちます。 「頑張っているのに報われていない気がする」「もっと価値に向けて働きたいのに、日々の業務に押し流されてしまう」。そんな人には、かなりしっくりくるはずです。僕自身、この本を読んでから、“何に時間を使うか”の選び方がちょっと変わりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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