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誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)

誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)

駄犬 and toi8

KADOKAWA / 2024-08-01

累計読者数10
平均ハイライト数 2.5件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 51/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 66%

この本について

最近、自分の「限界」を勝手に決めてしまう瞬間が増えたなと思うことがあって。失敗すると一気に自信がしぼんだり、何度もやり直す勇気がわかなくなったり。頭では「続けた方がいい」とわかっていても、心がついてこないあの感じです。 『誰が勇者を殺したか』を読んでいると、その弱さごと抱えながら前に進む登場人物たちが、妙に現実の自分と重なります。「リスクとリターンが見合ってなくても続ける強さ」とか、「一度失敗しただけで終わりじゃない」という言葉が、綺麗ごとではなく積み重ねの実感として描かれているんですよね。都合が悪くなったら姿を消すという人間臭さまで肯定されていて、完璧じゃなくても前に進んでいいんだと思わされます。 勇者という存在も、高潔さを求められるからではなく、そうでなければ心が持たないからこそ必要になる。その視点の変化が、自分の中の「こうあるべき」に縛られすぎていた肩を軽くしてくれる感じがありました。泥臭くても諦めないことの価値を、説教なしで拾い上げてくれる物語です。 自分の中の勇者をまだ殺したくない人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

——世界編纂——死の原因である魔王を打倒するまで世界はわたしを特定の時間まで自動的に巻き戻す。幾度となく繰り返され精神的に疲弊する中、ある男に興味を抱いたわたしは彼を勇者に認定し行動を共にする。
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