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勝者の科学 一流になる人とチームの法則

勝者の科学 一流になる人とチームの法則

マシュー・サイド and 永盛鷹司

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2024-06-21

累計読者数59
平均ハイライト数 12.9件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でもスポーツでも、「ここぞ」という場面ほど体が固まったり、余計に考えすぎてパフォーマンスが落ちたりしませんか。うまくやろうと思うほど怖さが増す、あの感じです。自分でも理由がよく分からないまま、守りに入ってチャンスを逃してしまうこともあります。 この本を読んでいて印象的だったのは、失敗の捉え方が少し変わるだけで、動ける場面が増えるということでした。失敗を非難ではなく「学び」と見られる環境や仲間がいると、人は本当に伸びる。これはサッカーの話ではあるけれど、会議で意見を言うときや、新しい案にチャレンジするときにもそのまま当てはまります。また、結果を得るために考えすぎるほど逆効果になる場面があるという指摘も、自分の癖に気づくきっかけになりました。必要なのは「もっと考える」ではなく、「考えないで動ける状態をつくる」ことなんだと、腑に落ちます。 もう一つ、この本が面白いのは、卓越していく人やチームが、才能ではなく、質の高い反復や細部へのこだわりで形づくられていくところを具体的に描いている点です。練習が脳の構造を変えていく話や、責任を持つことで人が本気になっていくチームの力学は、どの職場にも重ねやすいと思います。奇跡のような結果の裏にあるのは常軌を逸した楽観だったり、自分を信じる力だったりして、その姿勢が思った以上に現実的な効果を生むのも興味深いところです。 挑戦したい気持ちはあるのに一歩が重い人、もっと実力を出したいのに空回りしがちな人に、とくに刺さる本だと思います。自分の癖を見つけて、もう少し軽やかに動けるようになりたいときにちょうどいい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜロジャー・フェデラーは長きにわたりトップ選手でいられるのか? ラグビーの最高峰オール・ブラックスとジャズの共通点とは? 一流のスポーツ選手の脳内では何が起きているのか? 累計10万部突破のベストセラー「失敗の科学」「多様性の科学」の著者待望の邦訳! 「卓越した成果を上げる人」の共通点。 元イギリスのトップ卓球選手でジャーナリストのマシュー・サイドが一流アスリートの共通点について、 心理学、神経科学、政治などあらゆる面から掘り下げたコラム集。 【目次(一部抜粋)】 第1章:チャンピオンの作り方 選手の人生すべてを取り仕切る、トレーナーの存在 才能とは実は練習の成果である チームを強化したければ、選手に権限と責任を与えよ 第2章:メンタルのゲーム 体が心を乗っ取る「1万時間」の積み重ね 勝利を邪魔するのは失敗への恐怖 スキルではなく「ゲーム・インテリジェンス」を高める 「ゾーン」を個人からチームに伝播させる 第3章:美について 試合は、アスリートが紡ぐ物語の最終章にすぎない アスリートの天才的スキルを支える、チームの完璧なハーモニー 社会手抜きへのアンチテーゼ、「魂のチームワーク」 第4章:政治のゲーム 独裁者も統制できない、人間のスポーツへの愛と渇望 テロリストに襲撃される、リスクを背負うアスリート 一度の中止もなく続いた、古代オリンピックが物語ること 第5章:スポーツのアイコンたち タイガー・ウッズ ミハエル・シューマッハ アンドレ・アガシ 間違いなく最も偉大な人物
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