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フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]

フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]

ヘルマン・カスターニョス, 結城 康平, and 進藤 正幸

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この本について

試合になると頭が真っ白になるとか、練習ではできているはずの判断が、本番になると一歩遅れる…そういうモヤモヤを抱えている人、多いと思います。自分もずっと「もっと考えれば正解に近づくはずだ」と思い込んでいたのですが、この本を読むと、その前提そのものが少し揺らぎます。 印象的だったのは、強度やスピードが上がった環境では、意識して考えるほど判断が遅れるという指摘です。じゃあどうするのかというと、試合よりも複雑で、相手との相互作用が多い環境でプレーすることで、無意識の判断力が鍛えられていく。強い相手がいなければ「自分たちを強い相手にする」しかない、という発想の転換が個人的にはすごくしっくりきました。 また、選択肢が少ないシンプルな練習より、あえて情報を増やして脳に負荷をかける方が、試合での決断スピードが上がるという部分も腑に落ちます。判断が遅れるのは根性が足りないからではなく、環境の複雑さが足りないだけかもしれない。そう思えるだけで、練習の組み立て方の視点が少し変わりました。 サッカーの話ではあるけれど、「プレッシャー下での判断が速くなりたい人」には確実に刺さる本です。自分の無意識がどう働くかを知るだけでも、日々のトレーニングや仕事の向き合い方が変わります。

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