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「サッカー」とは何か 戦術的ピリオダイゼーションvsバルセロナ構造主義、欧州最先端をリードする二大トレーニング理論

「サッカー」とは何か 戦術的ピリオダイゼーションvsバルセロナ構造主義、欧州最先端をリードする二大トレーニング理論

林舞輝

累計読者数6
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star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について

サッカーを見ていて、「結局どこが噛み合ってないのか分からない」「自分たちのサッカーって言うけど、実際それって何?」みたいなモヤモヤって、指導者でも選手でも、観るだけの側でもけっこう共通していると思います。僕も同じで、試合を分析しようとしても“なんとなくの感覚”で止まってしまうことが多かったんですが、この本はその曖昧さをほどいてくれる感じがありました。 読んでいて一番刺さったのは、戦術を「意思決定」として捉えているところです。走力やテクニックよりも、まず判断。その判断を支えるために「行動規範」をつくり、無意識で動けるように落とし込むプロセスが丁寧に語られている。練習の“負荷”も、ただキツいかどうかではなく、どれだけ複雑な状況で頭を使うかという基準に置き直される。自分の仕事の場面でも、疲れているのは体じゃなくて思考のほうだと気づかされる瞬間が多くて、妙に納得しました。 もう一つ面白いのは、「自分たちのサッカー」と「ゲームモデル」をきっぱり分けている点です。理想と現実を混ぜない。その差をちゃんと見に行く。ゲームモデルは“やりたいスタイル”ではなく、状況を踏まえたチームのガイドだと説明されることで、監督がどんな景色を選手と共有しようとしているのかが一気にクリアになっていきます。カオスな状況でも全員が同じ問題を同じように解釈する、というゴールのイメージも腹落ちしやすかったです。 戦術書ではあるんですが、日々の判断の質をどう上げていくかに関心がある人にはすごく刺さる本だと思います。僕自身、「考えすぎて動けない時間」をどう扱うかのヒントをもらいました。

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