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文藝春秋オピニオン 2025年の論点100 (文春e-book)

文藝春秋オピニオン 2025年の論点100 (文春e-book)

文藝春秋

累計読者数3
平均ハイライト数 13.3件/人
star総合評価 46/100
start序盤集中型
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この本について

仕事も生活も、全部が同じ速度で流れていくように感じる日ってありませんか。気づけば毎日が平坦で、どこで息抜きをしたらいいのか分からない。推し活やイベントに頼って日常を分断しているけれど、本当のところ「自分にとってのハレって何なんだろう」と立ち止まってしまうようなときがあります。 『2025年の論点100』を読んでいると、そのモヤモヤにいくつかの視点を足してくれる感じがありました。例えば、制約があるからこそ創造が生まれるという話。なんでも自由に選べる時代に、わざわざ不便なものに触れたくなる理由が、ただの気分ではなく、身体性や有限性を取り戻す行為なんだと腑に落ちます。また、情報の受け取り方が「テキストから人へ」と変わっているという指摘も、SNSで誰を信用していいか分からなくなるあの感覚にうまく名前をつけてくれます。さらに、読書そのものを「体験としてのハレ」と捉え直す話は、読む時間を確保できない自分を責めがちな身としては、少し肩の力が抜けました。 専門的な議論も多いけれど、今の社会の空気の中で自分が引っかかっていた感覚を言語化したい人には向いています。ざっくり言えば、日常のどこで「ノイズ」を受け取ればいいのか迷っている人にちょうどいい一冊です。

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