
ロジカルシンキングを克服 考えることが好きになる本 誰にでもできる思考の3ステップ
尾関 博昭
ごきげんビジネス出版 ブランディング
この本について
「考えているつもりなのに、話す段階になるとうまくまとまらない」「情報は集めたはずなのに、結論がふわっとしてしまう」。仕事でも私生活でも、こんなモヤモヤが続く日はありますよね。僕もずっと、”理解した気になっているだけなのでは”という不安がつきまとっていました。 この本を読んで救われたのは、思考って才能ではなく「情報を得る」「関連づける」「まとめる」の3つに分解できる、とても地に足のついた説明がされていたことです。たとえば、何かを考える前に“そもそも必要な情報は揃っているか?”を確認する視点。ここが抜けているから、いくら考えても結論が歪んでいくんだと気づけました。また、話がまとまらない原因の多くは、抽象と具体のバランスが崩れているだけだったりします。この本の「抽象化は共通点を見つける」「具体化は目的に応じて情報を足す」といった現実的な手触りが、日々の説明の質を自然に底上げしてくれました。 さらに、いまの結論をあえて疑ってみるクリティカルシンキングや、“このほかにもあるかも”と連想を広げるラテラルシンキングまで、無理のない形でつながっていきます。特別な技術ではなく、連想を重ねるプロセスそのものが「考えることなんだ」と腹落ちする感じがあります。 「考えているのに前に進んでいる実感がない人」にこそ刺さる一冊です。思考を強くするというより、思考の流れを整える本に近いので、肩の力を抜いたまま読めるのもありがたいところです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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