
すごいアイデア 「尖らせて売る」ビジネス発想の公式
今井裕平
この本について
新しい事業のアイデアを考えるたびに、「結局どこが尖っているのか分からない」とか、「市場調査をしても当たり前の結論しか出てこない」とか、そんなモヤモヤってありますよね。僕もよく、面白いと思っていた案が数字を考え始めた瞬間に急にしぼむ…みたいなことがありました。 この本が面白いのは、いきなり“良いアイデアを出そう”と力むんじゃなくて、まずは発想の基準を整えるところから入る点です。常識と新常識をあえて対義語で書き出してみることで、自分でも気づかなかった差異が浮き上がってきたり、独自性と市場性を別々に考えるのではなく「順番を間違えない」ことで、無駄に悩む時間が減ったりします。特に、渇望者を先に発掘するという考え方は、僕自身、アイデアに自信が持てる瞬間が増えました。 もうひとつ効いたのは、「市場性から考え始めると独自性が死ぬ」という指摘。よくある“ユーザーの声から形にしよう”が全部ダメという話ではなく、聞くタイミングを間違えると新しさが削がれる、という現実的な話なんですよね。独自性を先に出し、そのあとで市場性の要件を満たすかチェックする流れは、実際の仕事にもそのまま持ち込めました。 新しい企画を考えるときに「方向性が定まらないまま手を動かしてしまうタイプ」の人には、とても刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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