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意識はどこからやってくるのか (ハヤカワ新書)

意識はどこからやってくるのか (ハヤカワ新書)

信原 幸弘 渡辺 正峰

早川書房 / 2025-02-19

累計読者数4
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約1時間56分
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 33%

この本について

仕事で判断に迷ったときや、自分の感情の正体がつかめないとき、「結局、意識って何なんだろう」とふと思うことがあります。議論を読んでも霧が晴れず、スローガン的な説明にも腹落ちしないまま、なんとなく宙ぶらりんになるあの感じです。 この本が面白いのは、意識を“神秘”として扱うのではなく、脳の活動や環境との相互作用といった、かなり具体的な世界に引き戻してくれるところです。「水槽の中の脳には意識がない」といった話も、読んでみると突飛というより、意識を“身体のある存在”として考えるための現実的な視点に近い。さらに、需要は作られるものだという話や、自然則を導入するという割り切りなど、日常の判断にも意外とつながる視点が多いんですよね。 読んでいて一番刺さったのは、意識そのものには機能がなく、脳のモデルが動くことで自然に湧いてくるという考え方です。これを知ってから、感情の揺れを「操作すべき対象」ではなく、「脳の活動に付随して立ち現れるもの」として少し距離を置いて扱えるようになりました。マインドアップローディングの議論や、制約があってこそ意味が生まれるという話も、自分の生き方を見直すきっかけになります。 自分の「感じている世界」の正体をいったん立ち止まって考えたい人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

科学と哲学の未開拓領域が、ここにある。 物質の塊にすぎない脳に、なぜ意識が生じるのか? 「私」を機械に移す方法とは? データになっても「大往生」できるか? マインドアップローディングの実現を目指す脳科学者と「心の哲学」の第一人者が、意識という「究極の問い」に真正面から挑む対話録。
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