
宇宙ビジネス
中村友弥
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2025-02-21
この本について
仕事をしていると、どうしても「自分のやっていることって、どんな未来につながっているんだろう」とモヤモヤする時があります。目の前の業務は回しているのに、先の景色が見えない感じ。僕自身、その停滞感を抜けられなかったときに手に取ったのが『宇宙ビジネス』でした。 この本は、いわゆるロケットの話よりも、衛星データが地上の課題をどう変えているかの具体例がとにかく多いです。博多駅前の陥没事故の“予兆”が宇宙から捉えられていた話を読んだとき、宇宙の話なのに、すごく地に足がついた世界だと感じました。宇宙=遠いものではなく、自分の暮らしの延長線で理解できる。そこがまず視点を大きく変えてくれました。 さらに、アポロ計画が「月に行ったすごい話」で終わらず、巨大プロジェクトのマネジメントをどう進化させたのかという視点で語られているのも印象的でした。宇宙の歴史や技術が、意外なくらいビジネスや組織の話に直結してくるので、読みながら自分の仕事に置き換えやすいんです。みちびきの仕組みや、低軌道衛星で見える地球の“細かさ”なども、難しそうなのに腹落ちしやすく書かれていて、専門外でもついていけます。 「新しい分野の話を自分ごととして理解したい」「行き詰まりを打破する別の視点がほしい」そんな人に静かに刺さる一冊だと思います。宇宙の本ですが、読み終わるころには、自分の足元の景色がちょっとクリアになる感覚があります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




