
外国人投資家の思考法と儲け方 アクティビストが日本株市場を大きく動かす
菊地正俊
日本実業出版社 / 2025-04-18
この本について
株を触っていると、「外国人投資家って何を見て動いているんだろう…」と考えることが多いんですよね。ニュースで“海外勢が買い越し”と聞いても、その裏にあるロジックまでは見えにくくて、自分の判断軸がぶれてしまう感じがあるというか。僕自身も、日本株が上がるときと全然振り向いてもらえないときの差に、ずっとモヤっとしていました。 この本は、その霧がだいぶ晴れる一冊でした。たとえば、外国人投資家の日本株にはっきりした季節性があることや、中国経済との距離感が「悪すぎず、良すぎず」が最適という現実的な視点など、感覚では知っていたつもりのことが具体的に言語化されていきます。さらに、素材株がなぜ海外で評価されにくいのか、ロンドン経由で売買される構造がなぜ統計を歪めるのかといった“外から見た日本株”の姿も、自分の読み違えを正してくれる感じがありました。 読みながら、一番効いたのは「外国人投資家=短期志向」というイメージがいかにズレていたかに気づけたことです。アクティビストの平均保有期間が2年という話は、投資家の“温度感”を理解するうえで大きな手がかりでした。目先のフローに振り回されるというよりも、構造と文脈で市場を読む視点に近づくというか。 海外マネーの動きにモヤモヤすることが多い人、あるいは日本株の“外の目線”を一度ちゃんと押さえておきたい人には、かなり刺さると思います。自分の判断軸をアップデートするきっかけになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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