
アドラー心理学を恋愛に取り入れてみた アドラー心理学を実践で学ぶ
小泉健一 and TACK
CLAP / 2023-04-10
この本について
恋愛になると、普段なら冷静にできるはずのことが急にわからなくなる瞬間ってありますよね。相手の反応が気になりすぎたり、自分の気持ちにフタをして無理にふるまってしまったり、言えないまま抱えこんでしまったり。この本を読んでいて「ああ、みんな同じところでつまずくんだな」と少し安心しました。 刺さるのは、やっぱり自分の気持ちをちゃんと扱うところから始める、という視点です。相手がどう思うかは相手の領域で、自分にはコントロールできない。その「課題の分離」を知るだけで、必要以上に振り回されなくなるし、伝えるべきは「相手を変える言葉」ではなく「自分の感情そのもの」でいいんだと腑に落ちます。怒りの裏に何を求めていたのか、緊張の裏にどんな目的があったのか、そういう“気持ちの本音”を丁寧に振り返れるのがありがたいところでした。 もうひとつ良かったのは、行動の理由を「目的」で考える視点。相手に嫌われたくないから距離を取ってしまう、自信がないから話しかけられない…その目的を少しだけ別の方向に置き換えるだけで、小さな一歩が踏み出しやすくなる感覚があります。大げさな意識改革ではなく、明日ためせるくらいの現実的な温度感です。 恋愛になると不安の方が大きくなってしまう人、自分の気持ちより相手を優先しがちな人にはかなりしみる一冊だと思います。僕自身も読みながら「ちゃんと自分の感情に居場所をつくろう」と静かに背中を押されました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
読書の順序
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