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汝、暗君を愛せよ【電子特典付き】 (DREノベルス)

汝、暗君を愛せよ【電子特典付き】 (DREノベルス)

本条謙太郎 and toi8

ドリコム

累計読者数6
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間47分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事のことを考えない時間がどんどん減っていく感じ、わかります。自由になっているはずなのに、責任が増えるほど頭の中はむしろ縛られていく。オフのつもりで過ごしていても、ふとタスクの続きが浮かんできて、気持ちの休まる場所が見つからない。そんなモヤモヤを抱えたまま走っている人は多いと思います。 『汝、暗君を愛せよ』の抜粋が刺さるのは、登場人物がまさにその「見えない拘束」と向き合っているからだと思います。兵士である彼が、自分で発案したものは何もないと言いながらも、責任だけは重くのしかかっていく感じが、仕事に振り回されているときの自分と重なる。物語としてはファンタジーの世界なのに、労働や役割に縛られる感覚だけは妙にリアルで、読んでいるこちら側の視点を静かに揺らしてきます。 この本が効くのは、現実逃避をさせてくれるからではなく、自分の役割や選んでいる立ち位置を少し客観的に見直せるところです。責任の重さに押されているときほど、自分の意思で動いている部分がどれくらいあるのか見えにくくなりますが、登場人物たちの苦悩を追っていくと、その問いが薄く照らされるような感覚があります。ドラマチックな答えではなく、ただ「今の自分はどうだろう」と考える余白をくれる物語です。 こんな人に刺さると思います。自分の仕事や立場に誇りはあるのに、心が落ち着く場所が見つからない人。物語を通して、自分の内側の整理をしたくなるタイプの人にも合うはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【電子特典付き】 書き下ろし短編「視ること:ゾフィ」を電子書籍限定で収録! お飾り社長としての人生に嫌気がさして自ら命を絶った「ぼく」は、異世界の若き王の中へと転生する。しかし彼の王国は巨額の赤字財政と列強の干渉に悩まされ、国内には革命の気配すら漂い始めていた。 政治的影響力を無視できない妃候補の令嬢たちと、自分よりも明らかに有能な重臣たちに取り巻かれ、無力な異世界人たる彼にできることはあまりに少ない。だが、何とか“上手くやらなければ”生き残れない。 「ぼくの名は、暗愚な君主の1人として残るだろう。永遠に」 それでもなお、彼は玉座に在り続ける。かつて“投げ捨てた”役割を今度こそ全うするために。
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