
できるリーダーが意思決定の前に考えること (日経ビジネス人文庫)
内田和成
累計読者数3
平均ハイライト数 9件/人
star総合評価 44/100
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この本について
仕事で判断を迫られる場面って、いつも情報が足りないまま決めなきゃいけなくて、心のどこかで「これ本当に合ってるのか…?」みたいな不安がつきまといますよね。しかも周りの声やニュースの話題が妙に気になって、気づけば“よく聞く話=実際に多い話”みたいに受け取ってしまうこともある。自分でも気づかないまま、判断材料が偏っていく感覚があると思います。 この本は、そんな曖昧な状況でどう考えるかを、現実的な視点で教えてくれました。「不確実なものほど価値があることもある」というリアルオプションの話や、「まず利益率を見て、その後に資金の死に金化を防ぐための入れ替えを検討する」といった具体的な選び方は、抽象論ではなく“今ここでどう決めるか”に落とし込める内容です。また、ニュースや人の噂に引っ張られる自分に気づかせてくれる「よく聞く話は当てにならない」という指摘は、判断の土台を整えるうえでけっこう効きました。 読みながら感じたのは、正解を教えてくれる本ではないということです。むしろ「わからないまま決めるしかないけれど、チェックすべきところはある」という姿勢を身につける本。競合の動きや未来の可能性まで含めて、想像できる限りを想像する。その作業にどこまで向き合えるかで、決断の質が少しずつ変わっていくんだと思います。 日々の業務で「判断の迷いが積み重なっている人」に静かに効く一冊でした。
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