
Noを伝える技術 プロダクトマネージャーが教える「敵を作らずに断れるようになる」作法
飯沼 亜紀
累計読者数8
平均ハイライト数 30.8件/人
star総合評価 77/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事をしていると、「これ以上タスクを増やしたくないけど、理由を言語化できない」「数字はあるのに、判断基準としてしっくりこない」といった小さなモヤモヤが積み重なることがあると思います。僕もよくあります。気持ちは No なのに、相手を傷つけたり場を乱すのが怖くて曖昧にしてしまい、あとで自分が苦しくなるタイプでした。 この本が面白いのは、ただ“断り方を教える”のではなく、そもそも判断をどう作るか、そしてその判断をどうチームと共有し、どう伝えると建設的になるかを具体的に示してくれるところです。例えば、自分の違和感を「なぜ No と思ったのか」に分解する視点だったり、数字そのものに従うのではなく「仮説→検証→学び」の往復で自分たちの意思をつくる姿勢だったり。そして、No を言う以前に、相手が「ちゃんと話を聞いてもらえた」と感じられる関係づくりの重要性が繰り返し語られています。これらは PM に限らず、日々判断をしている人なら誰でも実践できる内容でした。 特に、意見の違いを敵意と結びつけず、「目的が同じなら対立は前進のプロセスになる」という考え方は、僕自身かなり気が楽になりました。No を突きつけるのではなく、相手の善意を目的に沿う方向へ軌道修正するというイメージに近いです。 タスクが溢れがちな環境で、「やらないこと」を決める基準が欲しい人に刺さる一冊だと思います。
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