
人生をシンプルにする 数学的思考 「速さ」よりも、やることを「少なく」。 (三笠書房 電子書籍)
深沢 真太郎
累計読者数3
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star総合評価 64/100
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この本について
仕事の予定がパンパンで、毎日「今日は何から片づければいいんだっけ」と迷ってしまうこと、ありますよね。忙しくしているはずなのに成果が出ている実感は薄くて、気持ちだけが先にすり減っていく感じ。僕も長くそういう時期が続いていて、「頑張る量を増やす」以外の選択肢をなかなか持てませんでした。 この本が面白いのは、スピードや根性ではなく、「そもそもやることを少なくする」という視点から人生や仕事を整理していくところです。感情を否定せず、むしろ理性を感情で挟むように扱うという考え方も、妙にしっくりきました。特に「自分で決めた“必要なもの”を信じる」という話は、僕自身が日々迷うときの基準としてすごく助けられています。人間関係のストレスも「人の量×関係の複雑さ」と割り切ってみると、距離の取り方が急にシンプルになるのも驚きでした。 全体として、抽象的な理想論ではなく、「一言で残す」「午前に大事な仕事を置く」「自分で作ったルールには従う」みたいな、小さな行動に落とし込めるのがいいところだと思います。完璧とは“足すものがない”状態ではなく“引くものがない”状態だという言葉も、この本全体の方向性を象徴しているように感じました。 「忙しさはあるのに、成果や満足感がいまいち」という人にはかなり刺さるはずです。余白をつくりたいけど、どこから減らせばいいかわからない――そんなときにそっと視点をずらしてくれる一冊でした。
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