ヨムナビ
Never Let Me Go: 20th anniversary edition (English Edition)

Never Let Me Go: 20th anniversary edition (English Edition)

Kazuo Ishiguro

累計読者数9
平均ハイライト数 4.1件/人
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%

この本について

日々、人との距離感や、自分の役割がどこまで「本心」なのか分からなくなることがありませんか。やらなきゃいけないことは分かっているのに、どこかで虚しさがつきまとったり、誰かの何気ないひと言に必要以上に揺さぶられたり。私も同じで、そんな時期に読み返したのが『Never Let Me Go』でした。 読者が抜き出しているのは、humiliated、waste of space、sheepishly、agitated といった、感情の揺れや人間関係のぎくしゃくに触れる箇所ばかりで、この物語の「静かな痛み」に反応しているように思います。登場人物たちは大きな運命を背負わされていますが、描かれているのはもっと身近な感覚で、誰かの一言で自分の存在価値が揺らぐ瞬間や、言いたいことが言えず stairwell に取り残されたような気持ちになる場面です。 この本が効いてくるのは、まず「自分の感情の動きに名前がつく」こと。agitated と言われてうまく返せない感じや、sheepishly としか振る舞えない場面を見ていると、自分の中の同じ揺れが少しだけ輪郭を持ちます。次に、人との関係が思うようにいかない理由が、誰かの悪意ではなく、語られなかった背景や立場の違いにあると気づけること。最後に、望んだ未来に届かなくても、その過程の記憶が人を支えるという視点が得られることです。 「自分の不安や弱さに名前をつけられずにいる人」に刺さる物語です。静かに心をえぐられますが、読み終えたあと、少しだけ自分をまっすぐ見られるようになります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

Kazuo Ishiguroの他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要