ヨムナビ
すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫)

すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫)

小川仁志

PHP研究所 / 2011-11-01

累計読者数5
平均ハイライト数 8件/人
推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 85%

この本について

仕事でも日常でも、ふと「自分の考えってどこから来てるんだろう」とか「なんでこんなに揺れるんだろう」と立ち止まることがあります。目の前の出来事は同じなのに、考え方ひとつでしんどさが変わる感じ。かといって、哲学書をガッツリ読む余裕まではない…そんな時期に手元にあったのがこの本でした。 抜粋を見ていると、読者の方が刺さっていたのは「ものの見方そのものを一段引いて考えるための言葉」なんですよね。たとえば、いつの間にか自分を縛っている前提に気づくためのパラダイムという概念とか、価値が揺らぐ苦しさに対してニヒリズムがどう向き合うのかとか。あるいは、自分の感情や思い込みを外側から捉え直すための仮象という考え方もそうです。どれも、現実を劇的に変える魔法ではないけれど、思考の息苦しさが少しほぐれる瞬間があります。 この本のいいところは、難しい哲学用語を「自分の生活に当てはめてみるとこういうことか」と理解できるサイズに落としてくれることです。経験から世界を見ようとする立場と、生まれつきの認識に注目する立場の違いを知るだけでも、他人との噛み合わなさに変に落ち込まなくて済む場面が増えました。サルトルの「実存は本質に先立つ」という言葉も、今の自分は何かの途中にいて当然だという安心につながります。 「自分の考え方のクセを静かに点検したい人」に向いている一冊です。慌てて答えを出すというより、“いま何に反応しているのか”を丁寧に見つめ直すための語彙が増える感じがありました。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

小川仁志の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

弁証法、メタファー、パラダイム......何となく知っているけれど正確な意味はわからない。そんな哲学語150を世界一わかりやすく解説!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要