
もっと効率的に勉強する技術!
高島 徹治
すばる舎 / 2007-07
この本について
勉強していて、「ちゃんとやっているはずなのに、進んでいる感じがしない…」みたいな日が続くことがあります。僕もよくあります。丁寧に読もうとすると時間だけが過ぎるし、逆に急ぐと抜けが増えて不安になる。満点を目指したいのに、その姿勢が逆に効率を落としているんじゃないか、というあのモヤモヤです。 この本を読んで印象に残ったのは、速読とか効率化のテクニックそのものより、「どこに力を入れて、どこは軽く流していいのか」という線引きがすごく現実的に書かれていたところでした。たとえば、2~3行を一度に視野に入れる読み方は、最初はちょっと無理に感じても、続けると自然に脳が“その読み方を当たり前にする”という話。これは単なる速読ではなくて、勉強中の雑念を減らす仕組みとして役に立ちました。 それから、参考書の余白がいっぱいになるほどメモしたくなるときに、付箋を貼って「知識をそこに集約する」という方法も、実践してみると精神的な負荷が減ります。全部を覚えようとして混乱するより、“ここに集めればいい”とわかるだけで、頭のスペースが空きました。そして何より、40%くらい確実にわかっていれば前に進める、という柔らかい基準が救いになります。完璧主義がほどける感じです。 年齢に関係なく勉強を続けてきた著者の姿勢もあって、押し付けられる感じがないのも読みやすいところでした。満点思考に疲れている人、勉強のペースづくりに悩んでいる人には、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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