
経営パワーの危機 会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
三枝 匡
日経BP / 2003-03-01
累計読者数30
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推定読了時間 約6時間23分
star総合評価 78/100
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この本について
仕事で組織を動かそうとすると、「なぜこんなに話が通じないんだろう」「自分が全部抱えてしまっている」といったモヤモヤがじわっと溜まってきます。トップでもミドルでも同じで、結局“自分ひとりの力の限界”にいつかぶつかるんですよね。 『経営パワーの危機』は、その行き詰まりの正体を、カッコよさ抜きで描いてくれる本でした。抜粋にもあるように、トップが一人芝居から抜けるまでの遠回りや、赤字が続く会社がいつの間にか危機感を失ってしまう怖さ、技術好きの社長がなぜ組織を伸ばせないのかといった“現場の温度”がひたすらリアルです。読みながら、自分の職場にも同じ空気があるなと何度も思いました。 特に効いたのは、時間軸のズレが戦略を一気に狂わせること、そして「売上を減らしてでも赤字を止める」といった線引きの一言が思考を大きく変えること。こういう判断って教科書では拾えないし、でも実務では避けて通れないところですよね。社長経験の普遍性の話も、肩書きに関係なく“最終責任を負うとはどういうことか”を考えさせられます。 組織や事業のことで悩んでいる人にはもちろんですが、「自分の影響範囲をもう少し広げたい」と感じている人に特に刺さると思います。偉そうな成功論ではなく、現実の会社で人がどう動き、どこで止まるのかを一緒にのぞき込むような一冊でした。
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出版社による紹介
変革をリードできる人材がいない。社員に危機感がない。崩壊寸前の組織を立て直し、先端企業として復活させた若き戦略型経営者の実話に基づく迫真のストーリー。人材を育て、会社再建をマネジメントする真髄を説く。
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