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フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール(新装版) フルメタル・パニック!(新装版) (富士見ファンタジア文庫)

フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール(新装版) フルメタル・パニック!(新装版) (富士見ファンタジア文庫)

賀東 招二 and 四季 童子

KADOKAWA

累計読者数6
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 53/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 89%

この本について

仕事でも日常でも、いろんな価値観のグループに挟まれて「自分はいま、どっち側に立って動けばいいんだろう」みたいな場面、けっこうあると思います。正義とか常識よりも、状況の方が先に迫ってきて、気づいたら判断を急かされている感じです。僕自身、そこでよく迷います。 『フルメタル・パニック!』の抜粋を見ていると、読んだ人が惹かれているのは派手なアクションというより、宗介が突然日常に放り込まれたときの“噛み合わなさ”や、軍のリアルな用語と日本の生活用品が一緒くたになるギャップなんですよね。潜望鏡深度だの低温融合炉だの、専門用語が普通に会話に出てくる一方で、テーブルにはCDやお守りが転がっている。この混ざり方が、けっこう現実に近いと感じます。人ってそんなにきれいに役割を切り替えられないし、生活と任務みたいなものは常に同居してるからです。 この小説が効いてくるのは、まず「立場が違うと世界の見え方がここまで違う」という感覚が自然に掴めるところ。宗介のズレた反応は笑えるけど、同時に自分も別の環境に放り込まれたらこうなるよな…と考えさせられます。そしてもう一つは、「状況の混沌をそのまま抱えたまま動くしかない」と受け入れる余裕が少しだけ生まれるところ。完璧に判断できなくても、いまの情報で動いていいんだと腹落ちする瞬間があります。 普段、環境のギャップに疲れやすい人にはとくに刺さると思います。物語としても楽しいですが、それ以上に“自分の不器用さも含めて、生き方は案外なんとかなる”と感じさせてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

陣代高校の平和は、たったひとりの転校生の訪れとともに終わった。うなる弾丸、飛び散る薬莢、鞄にギッチリ銃器類。出てくる言葉は「キケンだ。ふせろっ!」。そう、やってきた転校生、相良宗介は、拳銃持った大ボケ君だった! 彼の脳に“平和”の文字はない。勘違いで校内狙撃、思い込みで路上爆破―ケタ違いの常識外れ宗介。だがしかし! 戦争ボケとは仮の姿。その実体は…世界最強の武装集団<<ミスリル>>のエリート戦士、相良軍曹だったのである! KGBの魔の手から、美少女・千鳥かなめを守るため、今日も相良軍曹は校内で銃を撃つ! ごく普通の女子高生かなめに隠された壮大な秘密をめぐり、今、ボケと涙と感動の戦いが始まった!! 巨大スケールで描くSFアクション・コメディ、堂々見参。【この作品は表紙イラストが新しくなった新装版です。本編や収録イラストの変更はありません】
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