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ボーン・コレクター 下 (文春文庫)

ボーン・コレクター 下 (文春文庫)

ジェフリー・ディーヴァー and 池田 真紀子

文藝春秋 / 2003-05-10

累計読者数4
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約4時間18分
star総合評価 57/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%

この本について

仕事でも日常でも、表の情報だけを追いかけているのに、どうも「本当のところ」がつかめないまま終わる瞬間ってありませんか。人の言葉も事件の背景も、きれいに整えられた表面だけだと、どこか嘘っぽく感じるというか。そんなモヤモヤを抱えたときに、この『ボーン・コレクター 下』の抜粋が妙に胸に残るのは、登場人物たちが徹底的に“本質を見抜こうとする姿勢”を手放さないからだと思います。 たとえば「人間とは浅薄な存在だな、あるものを別の名前で呼べば本質をごまかせると信じている」という一節。これって事件捜査の話に見えて、実は私たちの日常にもそのまま当てはまります。嫌な現実も、言い換えたり先送りしたりして、形だけ整えてごまかしてしまう。でも作中の彼らは、そうやってズレた視点を一つひとつ修正し、目の前の事実と向き合おうとします。また「予想できる治療法は画期的とは呼べない」という掛け合いにも、物事のとらえ方をひっくり返す鋭さがあって、凝り固まった考えをほぐしてくれる感じがありました。 ミステリとしての緊張感はもちろん十分ですが、それ以上に“思い込みに気づかせてくれる読書体験”という意味で、個人的には仕事の思考にも効いてきました。自分の判断基準が曖昧になりがちな人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

連続殺人鬼ボーン・コレクターは、被害者の周辺に次の犯行現場と殺害手口を暗示する手掛かりを残しながら、次々と凶悪な殺人を重ねてゆく。現場鑑識にあたるアメリア・サックス巡査は、ライムの目・耳・手・足となり犯人を追う。次に狙われるのは誰か? そして何のために……。全世界で熱狂的な人気を有している、推理小説シリーズの1作目。ジェフリー・ディーヴァーの代表作にして、ジェットコースター・サイコサスペンスの王道を往く傑作!
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